ご供養

ご法事(年回忌等法要)

法事は、故人さまやご先祖さまのお浄土での安らかなるお過ごしを祈り、併せて感謝の意を表すご供養のために定期的に行う仏教行事であり、さらに施主さまやご参列されるご縁ある方々との絆が確かに結ばれている証となります。

故人さまを偲び、「今日はこんなことがあったよ。」「これからはこんなことに頑張るよ。」などと決意と感謝の気持ちを込めてご報告されるとよいでしょう。

また、日ごろお忙しい毎日をお過ごしいただいている中、この法事により、今一度故人さまのお顔やお言葉などを思い返し、当山のご本尊との仏縁を深めていただく機会にもなります。

法事では、ご家族・ご親族、また、故人さまとご縁があった方々が集い、生前のお姿やお世話になったことなどを思い浮かべ、皆さまと一緒にお念仏をお称えし、故人さまに対する感謝の気持ちを込めたご供養にお努めください。

また、法事の後は必ずお墓参りをしていただき、新しいお花を飾り、お線香を立てて、皆さまでお手を合わせ「南無阿弥陀仏」を十遍お称えしましょう。

当山では、本堂規模の関係上、参列者15名までが入堂できます。

15名を超える参列者となる場合は、法類寺院である雲天寺本堂にて奉修いたします。 

※ 法要及びお塔婆ご希望の方は、お電話又は申込受付フォームにてお申込みください。 

お塔婆

お塔婆は「卒塔婆(そとうば)」ともいい、古代インドにおけるサンスクリット語で「ストゥーパ」を漢文に置き換えたもので、仏塔を意味します。

仏塔は「仏舎利塔」ともいい、お釈迦さまのご遺骨を納めた塔で、日本では五重塔はこれが起源と言われております。

お塔婆の上部は、「空」「風」「火」「水」「地」を意味する形となっており、5つの要素で宇宙の全てを構成し、これによって人間が生かされているとされております。

お塔婆は、故人さまやご先祖さまのご供養のため、中陰忌、七七日忌(四十九日忌)、年回忌、命日忌、彼岸会、大施餓鬼会、十夜会などに建立します。

年回忌法要の時だけと限らず、中陰忌や命日忌、彼岸会、大施餓鬼会、十夜会などにもお塔婆を建立され、故人さまやご先祖さまに対するできる限りのご供養にお努めください。

※ 年数が経過して古くなったお塔婆は、墓地内の古塔婆入れに入れてください。なお、古くなったお塔婆はまとめて浄焚(お焚き上げ)いたします。

※ お塔婆ご希望の方は、お電話又は申込受付フォームにてお申込みください。 

ご葬儀

(基本的に当山檀信徒の方が対象となります。)

ご家族の方がご逝去された場合は、当山(菩提寺)まで速やかにご連絡ください。

その際に通夜式、葬儀式の日程等を調整いたします。併せてお戒名を授ける上で、大切な確認(注1)をさせていただきます。

※ お戒名については、生前の功徳、ご職業、ご趣味、お人柄、お好きだったお言葉などを確認(注1)させていただき、当山住職より通夜式(又は枕経)の際に授与いたします。

(注1)五重相伝や授戒会の受者で生前戒名をお持ちの方又は既に当山より生前戒名を授与されている方を除きます。

また、式の事前に、通夜式及び葬儀式(初七日忌法要を同時に執り行う場合等を含みます。)並びに出棺式、荼毘式、納骨式等の流れをご説明いたします。

通夜式においては、お浄土に生まれ仏弟子になるための剃度作法を執り行い、仏法僧に帰依する三帰三竟とお戒名を授与させていただき、故人さまのご回向をいたします。

そして、葬儀式においては、引導(下炬引導(注2))をお渡しした後、喪主さま、ご家族・ご親族さま、ご会葬の皆さまにご焼香いただき、通夜式に引き続き、再び故人さまの葬儀式としてご回向いたします。

(注2)下炬(あこ)とは松明(たいまつ)にてお浄土に導くことで、引導(いんどう)とは新亡をお浄土に導くための作法です。

初七日忌法要を執り行う場合は、葬儀式の後に引き続き行います。

その後、喪主さま、ご家族・ご親族さま、ご会葬の皆さまによるお花入れの際に、出棺式を執り行います。

火葬場に到着しましたら、炉前にて荼毘式を執り行い、皆さまにご焼香いただきます。

※ 葬儀式当日に納骨をされる場合は、墓前にて納骨式を執り行います。

お戒名とは

お戒名とは、正式には「法名」といい、一般的に道号、戒名、位号などから構成され、戒律のある宗派で戒律を受け、仏弟子になることで授与される名前をいいます。

仏の教え、戒めに従うことを約束することで授けられるものなのです。

ですから、本来は死後につけてもらうものではありません。生前に五重相伝や授戒会を受けることなど、いただく名前のことなのです。

なお、ご逝去の後にお付けする場合は、生前の功徳とご葬家の想い、来世の利益に願いを込めた文字を選びます。

永代供養

当山では、法類寺院である雲天寺と共同で永代供養墓を設けております。

永代供養のご加入をお考えの方は、下記詳細のページをご覧いただき、ご遠慮なくお問い合わせください。

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